「KAT-TUN」の元メンバー・田中聖受刑者(38)が六本木で大麻リキッドを所持していたとして、書類送検されることが分かりました。
SNS・ネットでは「またか」「何回目?」とあきれる声であふれかえり、田中聖の逮捕歴が気になる声が続出しています。
今回は“甲子園の常連校”並みに「逮捕・起訴」がおなじみになってきた田中聖の逮捕歴についてまとめました。
田中聖の逮捕歴まとめ 今回は何回目?
結論から言うと、田中聖の逮捕歴は計6回で、今回(2024年2月15日の報道)は逮捕ではなく、「書類送検」です。
「書類送検」とは、逮捕のような身柄拘束が伴わず、捜査書類のみが検察に送られること(送致)を指します(田中聖は今回「刑務所に収監中・受刑中」の身のため、逮捕の「身柄拘束」を伴う「身柄送致」とは違う)。
計6回の逮捕歴と今回の「書類送検」の流れを整理・まとめたので具体的に見ていきましょう。
1回目逮捕 2017年5月24日 麻薬所持で現行犯逮捕
2017年5月24日に渋谷区路上で大麻を所持していたとして、大麻取締法違反で現行犯逮捕されました。
田中聖が車を運転中に警察が当初、道路交通法違反の疑いで車を停止させ、車内から大麻のようなにおいがしたことから車内検査を行い、乾燥大麻約2.8グラムが見つかったためです。
しかし、この時は嫌疑不十分として6月30日に不起訴処分となりました。
2回目逮捕 2022年2月24日 覚醒剤所持で逮捕
2022年1月30日に田中聖が宿泊していた名古屋市内のビジネスホテルで覚醒剤約0.164グラムを所持していたとして、覚醒剤取締法違反容疑で逮捕されました。
警察の捜査で、尿検査において覚醒剤の陽性反応が確認されています。
3回目逮捕 2022年3月17日 覚醒剤使用・所持&指定薬物所持で再逮捕
2022年3月17日に上述の2回目逮捕時の覚醒剤取締法違反(所持)の罪で起訴された同日に、
覚醒剤取締法違反(使用、所持)に加えて医薬品医療機器法違反(指定薬物所持)で再逮捕されました。
2回目逮捕後の尿検査で陽性反応が出たものの、最初は容疑を否認していました。
しかしその後「自分の物です」と容疑を認めたため、覚醒剤取締法違反(所持)の罪で起訴されました。
2022年6月20日名古屋地方裁判所で求刑2年に対して懲役1年8か月、執行猶予3年の有罪判決が出ました。
その後3月25日に保釈保証金300万円を納入して保釈され、7月4日付け弁護側は当判決に対して控訴しています。
4回目逮捕 2022年6月29日 覚醒剤所持で現行犯逮捕
有罪判決が出た9日後の2022年6月29日に覚醒剤取締法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕されました。
JR柏駅西口ロータリー付近で田中聖の行動が挙動不審に映った警察官が職務質問を試みるも、田中はこれに応じず、
警察がその後に令状を取得して所持品を調べた結果、覚醒剤が発見され現行犯逮捕となりました。
5回目逮捕 2022年7月20日 覚醒剤使用で再逮捕
2022年7月20日に上述の5回目逮捕(6月29日のJR柏駅付近での覚醒剤所持の容疑)で尿鑑定を行い陽性反応を検出。
6月中旬ごろ~6月29日までの間、千葉県内、またはその周辺で、覚醒剤を使用した疑いで、覚醒剤取締法違反(使用)で再逮捕しました。
その後の9月2日に保釈金600万円を納付して保釈されています。
6回目逮捕 2022年11月29日 恐喝容疑で逮捕
田中聖は覚醒剤の罪で審議を受けている最中だったが、別件で田中聖が出演したライブの出演料が未払いであったことを巡り、30代の知人女性に対して金銭を脅し取ろうとした脅迫罪容疑で逮捕されました。
未払いとした方にも責任はありそうなため、一方的に田中容疑者が責められる話ではなさそうですが(一定度の同情の声あり)、脅迫は良くないですね。。。
なお、この脅迫罪に対しては不起訴となっています。
今回書類送検 2024年2月16日 大麻リキッド所持で「書類送検」
田中聖は去年11月18日、港区六本木で警察官に職務質問をされ、その際に指定薬物「THCH」を含む大麻リキッドを所持していたことから、警視庁は2月16日に医薬品医療機器法違反(指定薬物の所持)容疑で東京地検に書類送検しました。
任意の調べに対し「合法なものだと思っていた」と話していたそうです。
田中容疑者2022年6月20日(上述の「3回目逮捕時」参照)に懲役1年8か月、執行猶予3年の有罪判決を受けており、保釈中の立場でした。
2023年12月には懲役2年8カ月の実刑判決が確定しました。
書類送検とは、警察から検察庁に事件の書類等が送られた、ことを意味します。裁判官が有罪を宣告したわけでも、略式命令を受けたわけでもないので、書類送検がされたことがイコール前科ではありません。
引用元:大明法律事務所
書類送検後、検察官が正式起訴又は略式命令請求を行い、それらを受けて裁判官が有罪判決又は略式命令を出し、それらが確定して初めて「前科」となります。
つまり、書類送検がされても、その後不起訴処分となった場合は前科にはなりません。もっとも、不起訴処分となった場合も、書類送検されたという事実は「前歴」として警察の方で記録されます。
今回の書類送検後の流れは、今後検察が起訴・不起訴を判断し、起訴(裁判を起こす)となれば、裁判で有罪か無罪か判決が出され、有罪となれば「前科」がつく流れとなります。
そのため「書類送検」も非常に重みがあることで、今後「書類送検」後の進捗も逐次報道されるので、「またお前の報道か」という印象を与える展開となることは間違いないでしょう。
「ギリギリで生きてる男」とネット・SNSで話題に
田中聖の「書類送検」の報道を受け、案の定ネット・SNSでは「何回目?」「またか?」と呆れる声が多発しています。
X(旧ツイッター)やガルちゃんではKAT-TUNのデビュー曲である『Real Face』の歌詞である「ギリギリで生きていたいから」にちなんだコメントも出ており盛り上がっています。
「ガチでギリギリで生きている男」とのあだ名も誕生して多くの共感を得ております。
中にはKAT-TUNのメンバーとSixTONESのメンバーで弟の田中樹(じゅり)を不憫に思うコメントもありました。
多くの関係者の信頼を裏切っておりますが、一日でも早く「ガチでギリギリを生きている男」の汚名が返上されることを期待せずにはいられません。
まとめ ~田中聖の逮捕歴は6回で今回は「書類送検」の位置づけ~
今回は田中聖の逮捕歴のまとめを紹介し、田中聖の逮捕歴は計6回(2024年2月時点)、今回は「逮捕」ではなく「書類送検」の位置づけであることを紹介しました。
もはや“甲子園の常連校”のようなある種の安定感すらあり、田中聖の報道の度に「またこの季節が来たのね」という「おなじみ感」すら感じてしまいます。
次回は恐らく今回の「書類送検」後についての報道として「起訴・不起訴」→「(起訴の場合)裁判の判決」の話題が来ることでしょう。
今後も続報の度に「ギリギリ」を通り越して「リアルは完全アウト」な印象を更に世間に与えることは間違いないでしょう。
田中聖の真の更生が望まれます。
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