2024年2月26日の「徹子の部屋」に梶芽衣子さんが出演しました。
鬼平犯科帳シリーズで密偵おまさ(36歳)を27年間演じた梶さんの中村吉右衛門さんとのエピソードも語られ話題をよんでいます。
今回は多くのファンを持つ池波正太郎原作の時代劇「鬼平犯科帳」において27年間も続いた「鬼平犯科帳」の密偵おまさの画像を紹介します。
梶芽衣子の「鬼平犯科帳」おまさの画像とエピソード紹介
鬼平犯科帳(中村吉右衛門版)は全9シリーズとスペシャル版があり、1989年から2016年までの27年間続いた時代劇の金字塔です。
梶芽衣子さんは重要な役回りである密偵おまさを演じました。
初期と終盤期の36歳おまさ役を演じ切った梶さんの画像を見ていきましょう。
おまさが初登場となるのは1989年放送開始となった第1シリーズ第5話「血闘」です。
第1シリーズ出演時の梶さんの実年齢は42歳なので、36歳のおまさよりも6つ上です。
しかし劇中の梶さんは相変わらずお美しく、原作者の池波正太郎からも放送開始後に「おまさはこれでいい」とのお墨付きをもらったほどです。
梶さん演じるおまさが原作者のおまさのイメージとピッタリ合致していたことが分かります。
↑の尾行中のおまさのシーンは頻繁に登場しますが、こんな美人に尾行される相手は男女問わず罪ですね。
密偵として尾行のため物影に隠れたり、平蔵に報告するためにしゃがむシーンが多かった梶さんですが、歳を重ねる毎にしゃがむシーンの撮影が体力的にきつかったようです。
2016年12月にシリーズは終了となりますが、終了時は69歳にして36歳のおまさを演じていました。
梶さんに限らず、鬼平のキャスト一同皆歳を隠しきれませんでした。
往年の若かりし頃の作品を知っているファンは新作が放送される度に「楽しみ」に感じると同時に、「寂しさ」も感じたファンも多かったと思います。
鬼平犯科帳の撮影時のエピソード紹介
梶芽衣子さんの鬼平犯科帳の撮影時のエピソードを紹介します。
おまさ役は梶さん自ら出演を申し出ていた!
過去の雑誌のインタビューにて梶さんはおまさ役抜擢の経緯を明かしています。
「新聞に吉右衛門さんの鬼平がスタートするという記事があって、自分から“ぜひ私を使って”と願い出たんです。まるで私を待ってくれていたかのように、おまさ役がまだ決まっていなかったの。自分がやれることになって本当にうれしかったです」
自らアピールして当たり役となるおまさ役を勝ち取ったとはすごいですね!
中村吉右衛門に叱られたことがない
27年間も人間国宝である中村吉右衛門さんと共演した梶さんですが、一度も叱られたことがなかったそうです。
女優として油が乗った頃でしょうし、原作者のお墨付きを得るほどだったので演技力はピカイチだったことがわかるエピソードですね!
ファイナルでの鬼平の顔に涙が!
2016年12月放送のファイナルでの最後のシーンは五鉄(鬼平や密偵たちが集まる居酒屋)で、梶さんがセリフを言い、続いて鬼平こと中村吉右衛門さんがセリフを言う順番で撮影された際のエピソードです。
「泣いちゃだめだと一生懸命に我慢をして、私はセリフをちゃんと言えたのよ。それで、いよいよラストの吉右衛門さんになってね。ふと隣の伊三次(三浦浩一)を見たら、涙を流している。三浦さんはすごい汗っかきのうえに大粒の涙でしょう。“おやめよ”と言いたかったけれど、吉右衛門さんの目がウルッとしていて……。28年間で初めて鬼の目に涙を見ました」
梶芽衣子さんの回想より
結局、その場にいたスタッフ、関係者ももらい泣きをしてしまった、というエピソードがあったようです。
27年間も続いた作品なので、シリーズ終了にあたり演者だけでなく、スタッフや多くのファンも涙を流したことかと思います。
梶芽衣子さんのプロフィール
最後ですが(今更ですが)、梶芽衣子さんのプロフィールを紹介します。
梶芽衣子さんは東京都神田生まれ、3人兄弟の長女で、妹は歌手の太田とも子さんです。父親は和食料理人です。
梶さんの芸能活動はモデル活動から始まり、17歳で日活作品で映画デビュー。
「女囚さそりシリーズ」「修羅雪姫シリーズ」で人気を博し、時代劇では「鬼平犯科帳シリーズ」にも出演。
鬼平シリーズは1989年のスタートからシリーズ終了の2016年まで長年「密偵(みってい):おまさ役」として長期間出演されてました。
最近では西島秀俊・内野聖陽のW主演の「きのう何食べた?」で主人公シロさん(西島秀俊)の母親役を演じています。
また、Netflix「幽遊白書」においては主人公 浦飯幽助の師匠である幻海を演じて話題になりました。
まとめ~梶芽衣子の密偵おまさの画像紹介!撮影時のエピソード~
今回は梶芽衣子さんの当たり役とも言える鬼平犯科帳のおまさ役の画像と撮影時のエピソードを紹介しました。
歳をとっても元気で美しい梶芽衣子さんの今後の更なる活躍に目が離せません。
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