国会議員の長谷川岳さんが歌手の吉幾三さんから同乗した飛行機内での態度が高圧的で、CA(客室乗務員)に対しても偉そうで横柄であった、と暴露され話題になっています。
長谷川議員について調べてみると、「評判が良くない」ということが多くありました。
この記事では態度が高圧的で横柄だと話題になっている参議院議員の長谷川岳さんの悪評エピソードについて紹介していきます。
国会議員 長谷川岳のプロフィール
名前 | 長谷川 岳(はせがわ がく) |
生年月日 | 1971年2月16日(現在53歳) |
出身 | 愛知県春日井市 |
学歴 | 愛知県立 千種高等学校 卒業 北海道大学経済学部経営学科 卒業 |
初当選 | 2010年(第22回参議院議員通常選挙) |
主な経歴 | 2017年:参議院 財政金融委員長 2019年:総務副大臣(第4次安倍第2次改造内閣) 2022年:参議院農林水産委員会 委員長 |
所属政党 | 無所属→自由民主党(安倍派→無派閥) 同党 北海道参議院選挙区第三支部支部長 |
愛知県の春日井市の出身ですが、現在は大学時代を過ごした北海道で居住しており、北海道からの出馬で国会議員になっています。
過去には総務副大臣の要職も務められており、現在も参議院議員として国政に奮闘しています。
【7選】国会議員 長谷川岳の悪評エピソード紹介
長谷川議員について、「長谷川岳」で検索をかけると「悪評」「横柄」「態度悪い」「高圧的」など、ネガティブワードが多く出てきます。
この時点で長谷川議員は世間からあまり評判が良くないイメージを持たれている模様ですが、具体的な悪評エピソード【7選】を紹介していきます。
①飛行機内でのCAへの高圧的態度(カスハラ)が暴露される
②カスハラ疑惑に対して反論展開・言い訳がましい
上述「①飛行機内でのCAへの高圧的態度(カスハラ)が暴露される」に対し、長谷川さんは3月21日付で自身のオフィシャルブログにて反論記事を掲載しました。
本日は航空政策および飛行機の遅延についての考え方を述べたいと思います。
非常に長文のため、読む気が失せる内容となっていますので、読みたくない方はとばしてください。
長谷川岳議員の3月21日付ブログ記事
『本日は航空政策および飛行機の遅延についての考え方を述べたいと思います。』
本日は航空政策および飛行機の遅延についての考え方を述べたいと思います。
私は、航空会社の対応について、機内で発言をする際、三つの原則に従います。
一つ目は「正確な情報を伝えているか」、二つ目は「不都合な情報をしっかりと開示しているか」、三つ目は、「正しい見立てを立てた情報発信となっているか」の三点です。
まず「正確な情報を発信しているか」についてです。あるとき搭乗した飛行機の出発が大幅に遅れていました。出発時間をとうに過ぎてから「管制の指示によって出発許可を待っているため遅れが生じている」との機内アナウンスが入りましたが、外を見て驚きました。まだ航空会社は機内への貨物の搬入作業の途中であり、相当な貨物が残っている状況でした。遅延の原因は管制の指示ではなく、また、出発許可以前の話であり、航空事業者の準備が遅れているために、出発が遅れている状況が一目瞭然でした。これを航空当局の責任にすりかえ、そしてそれを情報として流すことは許されるものではありません。そのことについてその場で発言をさせていただきました。
二つ目の「不都合な情報を開示しているかどうか」についてです。ある日、大幅な出発遅延がありました。機内で出発を待っているときにアナウンスがかかり、「出発準備に時間が生じている」とのことでありましたが実態は違いました。搭乗手続きのミスで、搭乗券と機内の搭乗者数に大幅な差異が生まれ、その確認業務に多くの時間を要しておりました。本来ならば、テロあるいは不審者侵入防止の観点から、このミスは由々しき問題であります。しかし、その状況は伏せられ、機内では「搭乗、出発準備に時間を要している」とのアナウンスだけでありました。すべてを開示できないまでも、搭乗名簿と搭乗者数が異なった状況であり、本来ならばその確認に時間がかかっていることが航空会社の開示するべき情報であり、その場で発言をさせていただきました。
三つ目の「正しい見立てを立てるかどうか」です。出発が大幅に遅れ、そのアナウンスが入りました。「10分ほど遅延をする」とのことで、乗客の方お一人が、突如飛行機を降りることとなったことが原因でありました。しかし、その方の荷物を貨物室から取り出し、そしてさらには離陸許可を得るには50分以上の時間がかかるはずです。実際は60分近くの遅延となりました。本来、地上業務と客室と貨物室とが十分な連絡をとっていれば、1時間近く遅延が見込まれる時間を乗客に伝えることができたはずであります。正しい見立てを伝えて頂ければ、携帯電話が使用できる段階で乗客の皆さんも到着後の予定変更など対応出来たのではないかと思います。その場で発言をさせていただきました。
私は、客室乗務員の皆様は、乗客の方々の命と安全を守る責任者だと考えます。だからこそ、地上業務からの情報と操縦室からの情報、貨物室からの情報をしっかり共有され、総合的な状況を的確に客室乗務員の方からお伝え頂くことが安心安全につながるのではないかと考えます。お正月にあった悲しい事故も、客室乗務員の方々の的確な全体情報の把握によって乗客の皆さんの命が救われました。だからこそ客室乗務員の方々による正しい情報集約ということは必要であり、正しい見立てをお伝えいただくことは大きな使命だと考えます。
ただし、航空会社の努力ではどうしようもならない遅延もあります。雪などの空港閉鎖です。
今から2年前に約7時間、新千歳空港に閉じ込められたことがありました。閉鎖された新千歳空港の中で、空港全体が見える三階の食堂の廊下に移動して、3時間ほど空港をじっくり観察しました。外では、大雪の中で機体が除雪され(ディアイシング)、滑走路の除雪が行われていました。両方の作業が終わり、出発を進めている中、滑走路につながる誘導路の除雪体制がまったく整っていないために、誘導路から滑走路に出ていくのに大幅な時間がかかり、その合間に機体に雪はもう一度付着し、離陸不可能となり、出発スポットに戻ってきたことも観察できました。誘導路の除雪体制について翌日すぐに国交省にお願いし、体制を整えていただいた次第です。また、民間航空機の滑走路を除雪作業している間、自衛隊滑走路が全く使われていないことにも気がつきました。当時、国交省の空港責任者と自衛隊側の協議がなされておらず、民間機の滑走路使用が出来ない状況となっていたため、即日協議会をつくり、今では、民間機の滑走路の除雪作業中および閉鎖中は自衛隊の滑走路が使える状況となっています。
私自身も、航空行政に関わる以上、民間の事業者の皆さんの努力にあわせて、空港側、行政側の努力も最大限求めて行くことに変わりはありません。最後に、昨年秋にお会いした記憶に残る客室乗務員の方のご対応について、申し上げます。
オフィシャルブログ3月21日付記事『本日は航空政策および飛行機の遅延についての考え方を述べたいと思います。』より
東京を出て、ある地方空港に着陸する直前から、空港周辺は暴風雨に見舞われ、着陸直前の飛行機が横揺れし、飛行機は一度後輪をついてすぐに再離陸しました。いわゆるタッチアンドゴーです。非常に揺れる機内の中で、乗客の方々も大変不安に感じておりましたが、すぐに客室乗務員のチーフの方から、大変落ち着いた安心する声で「揺れはありますが機内に影響はないのでご安心ください」とアナウンスがありました。その直後にチーフの方が業務連絡用の受話器を取り、操縦室と連絡をとり、張りのある声で、おそらく機長に対して、すぐに飛行状況と着陸に関する見立てを乗客の皆さんにお伝えしてくださいと迫力ある形でお伝えをされておりました。間髪入れずに機長から、周辺の天候状況ならびに再度着陸にチャレンジして場合によっては東京に戻る可能性がある旨アナウンスが入りました。無事着陸した際に客室乗務員の方には御礼を申し上げたところであります。まさに客室乗務員の方が乗客の安全の責任者となり、安心と安全を確保して頂いた瞬間でありました。
今後も原則に基づいて航空行政について発言して参りたいと考えます。
非常に長い記事ですが、要約すると下記内容です。
- クレームは三つの原則に従って行う
- 一つ目は正確な情報を伝えているか
- 二つ目は不都合な情報をしっかりと開示しているか
- 三つめは正しい見立てを立てた情報発信となっているか
- 細かい情報を逐一伝えろ、スタッフは連携を取れ
件(くだん)の
「非常に高圧的な言い方をされます」
「到着が遅れることに関しては、鬼の首を取ったような言い方でクレームをされます」
とのCAからの告発内容に関しては何も「不快の思いをさせてしまい申し訳なかった」のひと言もなく、
長谷川さんのブログ記事を紹介したXポストに対して批判的なコメントが溢れる事態となりました。
ひと言お詫びの言葉でもあれば見方も変わるでしょうが、
残念ながら終始言い訳のような駄文が続き火に油を注ぐ事態を招いてしまいました。
ブログの長文言い訳で、長谷川議員の悪評にさらなる箔が付く結果となってしまいました。
③G7会合のために市職員を50時間残業させた?
長谷川議員は北海道代表の議員であり、2023年3月、「G7気候・エネルギー・環境大臣会合」の札幌開催誘致に尽力しました。
誘致は成功し会議も無事に終わりましたが、『財界さっぽろ』という地元誌で当会合の準備をした市役所の担当部署が「猛烈な負荷にさらされていた」と報じられました。
- 本件を担当した13人の勤務外労働時間は、半年で約3839.5時間
- 1人あたり、1カ月で49.2時間の残業時間となった。これは市の全体平均の3倍強にあたる
- 市の時間外勤務は条例で45時間までに制限されている
- 「準備期間は、ことあるごとに長谷川議員から東京まで呼び出しを受け、課された“宿題”を解決する繰り返しだった」との証言がある
誘致業務のため無理を強いてしまう場面は民間でもよく有りうる話ですが、基準を超過させてまで無理強いさせてしまったのだとしたら非難されても仕方がない側面はありそうです。
④不倫疑惑
長谷川議員は、2020年3月にFRIDAYに不倫疑惑を報じられました。
FRIDAYが不動産会社勤務の女性が長谷川議員のマンションへ連日宿泊していることをおさえた本人を直撃。
「女性は長谷川議員の自宅に何度も泊っている」と聞かれ…
「僕の部屋に泊まっているんですか?僕の部屋であることを確認しているんですか?部屋の中に入った証拠があるんだったら、ぜひお示しいただきたい」
と、長谷川議員は返答しました。
マンションであるため長谷川議員と同じ部屋に入った、という確たる証拠まではないようなのですが開き直りともとれる強気な反応です。
「彼女からはどう呼ばれているのか」との問いには
岳くんとか岳ちゃんとか色々です。とても信頼しているパートナー……パートナーというか友人ですので
と、なかなか際どい感じの回答を長谷川議員自身がしています。
楽しそうに二人っきりで一緒に食事をしている写真も撮られており、不倫している可能性もありそうですが、確たる証拠がないため、不倫をしていない可能性もあります。
⑤戸塚ヨットスクールとの関係性
長谷川議員は「戸塚ヨットスクール事件」で有名になった戸塚ヨットスクールに小学5年生の頃に兄と一緒に通っていました。
1970年代末から1980年代にかけて、スパルタ式と呼ばれる独自の指導により、不登校や引きこもりや家庭内暴力などの数多くの非行少年を矯正させたという触れ込みで、戸塚ヨットスクールはマスメディアに登場し話題となる。当時は校内暴力が社会問題化していたため、問題行動を繰り返す青少年の矯正を行えると自称した同スクールが注目されたものであった。
しかし、訓練中に生徒が死亡したり行方不明になったりした、いわゆる「戸塚ヨットスクール事件」が明るみに出た結果、1983年に傷害致死の疑いで捜査が行われ、校長の戸塚以下関係者15名が逮捕、起訴された。長年に及ぶ裁判の末、戸塚およびコーチらは有罪判決を受けた。校長の戸塚は懲役6年の実刑で服役した後、2006年4月29日に静岡刑務所を出所し、スクールの現場に復帰した。
「戸塚ヨットスクール事件」Wikipedia
戸塚ヨットスクールでは、「スパルタ式」と呼ばれる独自の指導によって、不登校や引きこもりや家庭内暴力などの数多くの非行少年を矯正する一方で、事故死や自殺者が多発するなど多くの問題を抱えていました。
長谷川さんは自身が通っていた戸塚ヨットスクールの戸塚校長について、自身のブログ記事でこう語っています。
私が期間入校の時に身をもって学んだことが、まさにこの『己の身は己で守れ』ということでした。
小学生の夏に、しっかりと身体に刻み込んだこの感覚を、
今、国会議員の立場となっても胸に留め置き、日々全力を投じて参りたいと思います。
長谷川岳オフィシャルブログ 『己の身は己で守れ』2011年9月5日投稿記事
長谷川岳氏は厳しいスパルタ訓練で有名な戸塚ヨットスクールで『己の身は己で守れ』を身をもって学び、それをモットーとして今の国会議員の立場でも活かしているとのことです。
このことから長谷川議員は戸塚校長の事を尊敬していることが伺え、そこも長谷川議員の評判を悪くしている要因の一つになっているようです。
また、長谷川議員の態度が高圧的と言われますが、「厳しい教育で有名な戸塚ヨットスクールでの経験があったことに由来しているのでは?」との声も一部であるようです。
⑥YOSAKOIソーラン祭りの商標ロゴ問題
6つ目は「YOSAKOIソーラン祭りのロゴ」問題です。
長谷川さんは、北海道大学2年生の頃に見た「よさこい祭り」に感動し、高知県の「よさこい祭り」と北海道の「ソーラン節」を融合させた「YOSAKOIソーラン祭り」を企画しています。
そして成人後には「YOSAKOIソーラン祭り組織委員会」の専務理事に就任されています。
長谷川さんはYOSAKOIソーラン祭りのロゴの商標権を有しており、これが2010年に「公職選挙法」に抵触している、と指摘されました。
YOSAKOIソーラン祭りのロゴに関して、1997年(平成9年)に書家・渾彩秀によってデザインされたロゴについては商標権を長谷川が持っており、無償で貸与してきたが、2010年(平成22年)1月、この事が公職選挙法で禁止されている寄付行為に抵触することが指摘された。長谷川は有償で貸与する契約を結ぶことなどを提案したが、これに対し組織委側は「ロゴは公共財として管理されるべきもの。個人の私有財であってはならない」との理由で権利譲渡を求め、長谷川サイドに譲渡金として600万円を提示したが、長谷川側が「譲渡するにしてもこの金額では適正価格とはいえず、やはり寄付とみなされて公選法に抵触する可能性があるため有償貸与にしたい」と回答しこれを拒否したため交渉は決裂。YOSAKOIソーラン祭りへの無償貸与が中止され、2010年の同祭りでは1996年まで使用してきた旧ロゴが採用された。尚、2011年(平成23年)以降は一般公募で決定した「カモメの家族」のイラストが公式ロゴマークとされている。
Wikipedia「長谷川岳」YOSAKOIソーラン祭りのロゴを巡って より
この商標ロゴを巡る問題の対応(高額有償でロゴ商標を譲渡しようとしたこと)も長谷川議員の評判を悪くする要因となりました。
⑦選挙運動中の高校生と握手しなかった
上述の①飛行機内でのCAへの高圧的態度(カスハラ)の暴露のヤフー記事に対するヤフーコメントの中で↓のエピソードが明かされました。
選挙演説時に選挙権を有しない当時高校生だった息子が長谷川議員から本人を飛ばされ握手対応されなかったというエピソードです。
このヤフコメ民は当然ですが、このエピソードに対しては
「感じ悪いな」「ますます嫌いになった」「長谷川岳は昔からそういう人」
という批判コメントが多くありました。
また、「握手」関連の話として、握手拒否をした選挙民が長谷川岳さんから舌打ちをされた、と告白しているポストもありました。
このように長谷川議員の悪い評判に関するエピソードは多いようです。
一部には肯定的・良い評判も
ここまで評判が悪い面ばかりを紹介しましたが、長谷川議員は何期も当選している国会議員であり、それだけ多くの支持者がいるということです。
長谷川議員に対して肯定的な意見を紹介します。
応援していただけに、今回の吉幾三さんの名指し告発を機に非難が集中していることに対して残念な思いを吐露してるコメントもありますね。
今回の吉幾三さんの暴露で残念に思っている支持者は多くいそうですね。
まとめ 国会議員 長谷川岳の悪評エピソード7選
いかがでしたでしょうか?
今回は長谷川岳議員の悪評エピソード7選を紹介しました。
「国民の代表」たる国会議員は表に立つ仕事の最たるものとも言えます。
注目される立場の仕事のため、その責任の重さとプレッシャーは想像を絶するもので大変な仕事かと思いますが、
国民の代表である以上は、世論や世間の見方・印象には注意を払うべきでしょうね。
国民のために今後もしっかり仕事を頑張っていただきたいと思います。
\吉幾三さんが飛行機で横柄だった議員は長谷川岳と暴露した記事はこちらから/
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